2006年12月23日

『ちいさなもみのき』

クリスマス前なので、クリスマスの絵本を紹介します!
今年はまったく絵本が紹介できなくて、すみません(汗

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『ちいさなもみのき』
作:マーガレット・ワイズ・ブラウン 絵:バーバラ・クーニー
訳:かみじょうゆみこ  発売元:福音館

森の中にたたずんでいた小さな小さなもみの木が、
あるクリスマスにひとりの男性に掘り起こされて、家に連れて行かれます。
で、クリスマスが終わると、またもとの森にもどされて。
2〜3年、それが続いていたのに、この年はおじさんが来ない。
その理由は??

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絵を担当しているのは、バーバラ・クーニー。
岩波の絵本でよく登場している画家さんですが、ここでも。
以前に紹介した「おさらをあらわなかったおじさん」という作品でもそうだったのですが、
緑・赤・黒を上手に使って、たった3色なのにすごくカラフルな絵を作り出します。
これは森の中の一場面なんだけど、私は日本庭園を連想してしまいました。

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森の中でいつまでも待ち続けているもみの木。
待ち人は来るのでしょうか?
ところどころにクリスマスの賛美歌が楽譜とともに織り込まれていて、
クリスマス気分も倍増です!
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2006年12月09日

『ヤンヤンいちばへいく』

夏に北京の友人から送ってもらっていた中国の絵本
『ヤンヤンいちばへいく』の日本版をやっと手に入れました〜!
遅ればせながら、日本版をご紹介します♪

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『ヤンヤンいちばへいく』
作&絵:周翔 訳:文妹 発売元:ポプラ社
日中同時刊行のこの絵本、
まだまだ優れた絵本が少ないらしい中国の子供達には、
とても刺激が大きかったようで、反響もいっぱいなんだとか!
「真の友好は子どもの本の世界から」そんな製作者達の思いがたくさんつまった絵本です。

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おばあちゃんのお誕生日を祝うために、ヤンヤンが市場へ叔母と買い物に出かける、
という、とってもわかりやすいストーリーなんだけど、
中国・江南の市場を通して、人々の暮らしとふれあいが丁寧に書かれています。
川が道路代わり、船が車の代わりなのです。キレイな色使い!
とにかく、たくさんの人が描かれているので、ウォーリーを探せ!
のように、どのページもヤンヤンを探せ! という感じです。

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日本では中華街でも観ることができる、京劇の場面。
お弁当を持って、一日中観劇する人も多いとか。
きらびやかな衣装と表情がよく描かれています。

最後には、中国でのお祝い膳の絵があるのだけど、
実はこの絵がいちばん気に入りました。
写真には撮らなかったので、本屋さんで見つけてみてください!
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2006年09月30日

『おふろじゃ おふろじゃ』

絵本の整理をしていたら、学生時代に買った絵本がわんさか出てきました。

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『おふろじゃ おふろじゃ』
作:オードリー・ウッド 絵:ドン・ウッド 訳:江國香織 発売元:ブックローン出版

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大きな宮殿の王様が、なかなかお風呂から出てこなくなってしまいます。
そこで、王様の小姓が宮殿の皆さんに、
「お知恵を拝借! 誰か王様をお風呂から出せる人いませんか?」

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で、釣りにさそったり、お妃様がランチに誘ったりするんだけど、
王様はすべてをお風呂の中で敢行!
釣りもこの通り。この楽しそうな顔が最高!!
で、結局最後は小姓が機転を利かせて、王様はお風呂から飛び出すんだけど。

この、わざとらしいほどの人物達の表情、不思議な陰影のある絵。
表紙だけですぐにはまってしまった私です。
こんな楽しい生活したいな〜!!
1993年に出版されました。
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2006年09月23日

『えんどう豆の上にねむったお姫さま』

アンデルセン童話の中から、絵に一目ぼれした1冊を。

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『えんどう豆の上にねむったお姫さま』
作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン 絵:ドロテー・ドゥンツェ
訳:ウィルヘルム・きくえ 発売元:太平社

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デンマークのアンデルセンといえば、知らない人はいないと思います。
有名な作品に「人魚姫」「親指姫」「マッチ売りの少女」などがあります。
結末が悲しいお話が多い中、この作品は、パステルカラーの雰囲気そのままの、幸せなお話です。
真のお姫様を探している王子様のもとに現われたひとりの女性。
本当にお姫様にふさわしいかどうかを調べるために使われたのが、えんどう豆。
20枚の敷布団&20枚の羽根布団下にたった一粒のえんどう豆をおいて、
その上に一晩寝たお姫さま。結果は……?

とにかく、この絵のタッチと色使いが大好きです。1984年に発行されました。
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2006年09月19日

『モンテロッソのピンクの壁』

江國香織&荒井良二の絵本を紹介します。

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『モンテロッソのピンクの壁』
作:江國香織 絵:荒井良二 発売元:ほるぷ出版
まだ学生だった頃、江國香織の小説に出会いました。
女性なのに、さりげなくて男性のような文体が好きだったので、
荒井良二との共著ときいて、すぐに購入しました。1992年のこと。
(その後、辻仁成との「冷静と情熱の間」にはがっかりでしたが)

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ハスカップというおいしそうな名前の猫ちゃん。
例に漏れず、1日中寝て暮らしているのですが、いつも夢の中に大きなピンクの壁が出てくるのです。
あるとき、夢で出会った人に思い切って聞いてみると
「ここはモンテロッソだよ」
と教えられて、夢から覚めたハスカップは、ピンクの壁を探しに出かけます。
そして、たどり着いたところで……。

そんな壁があるなら、行ってみたい。
でも、自分が猫を飼ってたら、行って欲しいような欲しくないような……。
荒井良二の色使いに惚れ惚れしちゃいます。
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2006年08月25日

『A Journey to Bali』

購入した絵本、もう1冊は塗り絵でした。
“Coloring Book”だから、絵本ではないかな。
でも、自分で色を塗って完成させるのは楽しい!

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『A Journey to Bali』 文:Gaia Grant 絵:young Balinese artists
発売元:PERIPLUS EDITIONS

何種類か出ている、バリの塗り絵。ぱらぱらとめくってみて、
コレが一番カラフルだったので、購入しました。
絵がyoung artistsってところがいいよね!
表紙は、バリ島がギュッと凝縮されてる感じですね。
中も、バリの生活に関する絵が多いので、
観光だけではわからないバリの雰囲気が伝わってきます。

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これは、毎日お寺にお供えをするの図です。
今はそんなことないのだろうけど、バリは男性が働かない(!)のが普通で、
女性は朝から晩まで働くのが当たり前なんだって。
そういえば、頭に荷物を載せている男性、見かけなかった気が……。
一夫多妻制だしねえ。男性には天国のような島かな(笑

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観光地から少し離れると、こういう風景が広がってます。
段々畑(ライステラス)がやっぱり印象的かなあ。
その中に、椰子の木がスイッと立っているのがすごく印象に残ってます。
いろんな緑で表現したい。

といいつつ、もったいないから塗り絵しないだろうなあ。
もし日本を塗り絵にするとしたら、雷門とか金閣寺とかなのかな(笑
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2006年08月24日

『Balinese children's Favorite Stories』

バリの街中で、本屋さんを見つけることができなかったので、
帰りに空港内の書店で絵本を探してきました。

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フライト20分前だったので、バタバタと探したのですが、
2冊ほど見つけました。
ついでに、バリ料理の本も発見したので、買っちゃいました。

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『Balinese children's Favorite Stories』 
作:Victor Mason&Gillian Beal 絵:Trina Bohan-Tyrie 発売元:Tuttle Publishing
“バリの子供達が大好きなお話”という、ダイレクトなタイトルに惹かれて購入。
表紙のカエルだかヤモリだかわからない陽気な絵も目に留まりました。
バリで昔から語り継がれてきたお話が、11篇収録されています。
6歳〜10歳の世界中の子供達に読んでもらいたい! と帯には書いてありました。
この会社は世界に支店を持っていて、アメリカ(本社)、シンガポール、インドネシア、そして日本にも会社があります!
『Japanese Children's Favorite Stories』もあるので、探してみようかと思います。

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11篇の中から気になったのが「The Missing Pig」です。
イラストがなんともいえず!
島に住む5人兄弟のお話で、お母さんが出かけている間に、
10匹の豚の面倒を頼まれた長男が、途中で豚の数を数えられなくなるという……。
豚がグルグルと走り回るから、9匹数えたところでわからなくなっちゃうらしい。
そして、1匹足りないんじゃないかと考えた兄弟たちがとった策とは。
最後はのほほんとした終わり方で、ほのぼのします。

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動物が出てくるお話が多い中「The Rajah who Lost his Head」は、
バリの王宮がテーマになっているお話で、絵もきらびやかです。
ま、主人公はサルなんですけどね。

子供達に好まれるお話って、やっぱり単純明快、そして少しシュール。
それは、世界のどこでも変わらないんだなあと思いました。
ニックネーム カオル at 00:00| Comment(2) | えほん

2006年08月04日

北京から!

少し前、郵便局から「北京からのお届けものです」と、荷物が届きました!
私にお仕事を振ってくれていた編集者の友達が、去年から北京に留学しているのですが、
その友人が、なんと絵本を送ってきてくれたのですーーー!!!
ほんとにどうもありがとう♪ 私の絵本好きを覚えていてくれて、すごくうれしい!
3冊ほど送ってくれたのですが、残念なことに、私はまーったく中国語がわからなくて、解読不可能……。
だけど、絵と雰囲気で読み取れるのが絵本のすばらしいところなのよね。
とりあえず、今日は表紙だけ紹介して、内容は1冊ずつ別で紹介したいと思います。

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『荷花鎮的早市』(邦題:ヤンヤンいちばにいく)
作&絵:周 翔  発売元:二十一世紀出版社

これは、日本のポプラ社と中国の出版社が共同で作った絵本です。
6月に日中同時発売で話題になりました。
中国人の作家&画家が作り、日本人が編集をしています。
ポプラ社北京の編集者の「上質な絵本を中国の子供達に届けたい」という、
長年の夢が叶った1冊。
絵のタッチがすごくアジアっぽくて、日本にもなじみやすいのではないかと思います。
まだ日本版を入手してないので、クレヨンハウスに急がないとー!
2冊そろったら、改めて詳しく紹介します!

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『雪人的故事』
作&絵:熊 亮  発売元:四川出版集団

ゆっ、雪だるまが燃えている!!
パッと見ると、かわいい感じの絵なんだけど、よくよく見るとすごーくシュール。
春が来て、自分が溶けちゃうのが嫌な雪だるまは、寒〜い山頂を目指すんだけど、
そこでいろいろな出来事が……。
雪だるまを中心にした3部作です。
この作品は、絵と文を兄弟で担当しているそうで、中国で人気急上昇! だそうです。
絵がすごーくかわいいんだなあ♪

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『紅房子紅房子紅房子』
作:■弘 絵:■理  発売元:海南出版社

作&画のところ、字が出なかった……。すみません。
これは、友人が見つけてきた超掘り出し物!!
まず、7:3分けの頭をしているお父さんが最高です。
そして、このお父さんが浮気しちゃって、一家が崩壊の危機を迎えて……!!
面白すぎ!! 中国ではまったく売れなかったらしいけど、私は好きです、こういうの(笑

友人いわく、中国の児童出版は既刊本の95%が海外作品の翻訳版なのだとか。
もちろん、世界中に絵本の名作はあふれているので、それを知るのはすばらしいことだけど、
中国のオリジナル絵本もどんどん出版されるといいのになあと思いました。

J君(←友人)、今回はほんとにどうもありがとう!!
これからも、中国の絵本最新情報、楽しみに待ってるね!
またゆっくりメール入れまーす♪(←超私信ですみません)
ニックネーム カオル at 00:00| Comment(4) | えほん

2006年07月26日

『すてきな三にんぐみ』

超ロングセラーの絵本です。

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『すてきな三にんぐみ』
作&絵:トミー・アンゲラー  訳:今江祥智  発売元:偕成社

おおどろぼうの3人組は、夜な夜な馬車を止めては金銀財宝を奪っていました。
街の人々もとーっても怖がっておりました。
でも、ある日みなしごを拾ったことから、素敵なことを思いついて、
今まで溜め込んでいた金銀財宝を素敵なことに使っちゃいます。
アンゲラーはフランス人ですが、ニューヨークで活躍したアーティストです。
1960年代にたくさんの絵本を出していますが、なかなか風刺の効いた作品が多いです。

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イラストレーターとしてもたくさんの作品を残しているのですが、
絵本の中でも色使いが抜群!!
泥棒たちが活躍するのが夜中なので、黒と青がベースのページが多い中、
オレンジや黄色を効果的に使った場面に目を奪われてしまいます。

訳者の今江祥智も好きな作家の一人なのですが、日本語訳がすばらしい!
テンポがよくて、サラサラッとお話が頭に入ってきます。
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2006年07月21日

『いとしのロベルタ』

この間紹介した『またぶたのたね』に、すごくたくさん感想をいただきました♪
どうもありがとうございまーす!
で、佐々木マキが大人気なので、またまた紹介しちゃいます!

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『いとしのロベルタ』
作・絵:佐々木マキ 発売元:偕成社

表紙にもいる男性は、すごくあわてています。
だって、いとしいいとしいロベルタが、ある日いなくなってしまったから。
で、大慌てでロベルタを探しに行くことに。
もう、周りのものは何にも目に入らない様子。ロベルタはどこに行った?!

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山火事があろうと、タイタニックが沈もうと、美人が横切ろうと、
頭の中はロベルタのことで一杯なのです。
「どうしたんだろう、何か気に障ることを言ったのかな」
「デリケートだから、暑くても寒くても死んでしまうのに」
そんなロベルタの正体は……??

この絵本は「イメージの森」という、想像力がかきたてられる絵本をたくさん集めたシリーズです。
読みはじめから、ロベルタって何? ってずっと思いつつ、
最終ページで判明するロベルタと、このおじさんとの関係性について、
またまたイメージを膨らませ……。
見かけたら、読んでみてください!
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2006年07月07日

『ぼうぼうあたま』

小さいころの私がものすごい衝撃を受けた絵本を紹介します。

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『ぼうぼうあたま』
作・絵:ドクトル ハインリッヒ・ホフマン  訳:伊藤庸二
発売元:教育出版センター

図書館だったか、学校の図書室だったか忘れてしまいましたが、
小学生の低学年のとき、この表紙にものすごい衝撃を受けました。
そして、マザーグースのような独特の語り口調で10個くらいの話が載ってます。
“子供の面白い話”と解説には書いてあるのですが、
子供のしつけのためのような話がいっぱいです。
このぼうぼう頭の男の子はペーターというのですが、2年も爪と髪を切らせない。
で、“ちぇっ、汚いペーターめ”で話は終わっています。

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これは、ちょっと見にくいかもですが、おしゃぶりの癖がある男の子にお母さんが
「今から出かけてくるけど、指しゃぶりはダメよ、大きなはさみを持ったおじさんが紙を切るより早く指を切っちゃうから」
といって、出かけます。その1秒後には指しゃぶり。
そしたら、大きなはさみを持ったおじさんが現われて、両方の親指をチョッキン!
最後には号泣している男の子がいて、
“いくら泣いてももう遅い”でおしまい。

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猫とお留守番していた女の子は、マッチで火遊び。
猫たちが「やめなよー、やめなよー」といっているのに、シュボッと火をつけます。
火はリボンに燃え移って、女の子は靴だけ残して跡形もなく消滅。
最後は猫が、“だからやめなって言ったのに”と池ができるほど号泣。

ほかにも、スープを嫌がって食事をしない男の子が5日後に死んじゃったり、
ちびくろサンボをバカにした男の子3人が墨ツボに入れられて真っ黒になったり、
台風の日に外で遊んじゃった男の子が3年かかってついに空まで飛んでっちゃって帰れなくなったりと、結構残酷!!

作者はドクトルとついている通り、お医者様なのですが、
自分のところに診療に来た子供達の心を開かせるためにこのお話を作ったのだとか。
これで子供が心を開くのかなあ。でも、インパクトは大!
自分の息子の誕生日プレゼントとして、
まとめて1冊の絵本として発表されたのが1844年、日本での初版は1936年、
それからずっと発売され続けている人気絵本です。
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2006年06月29日

『ふたごの王様』

著名なイラストレーターである、キャロル・モーリーの初の絵本です。

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『ふたごの王様』
作&絵:キャロル・モーリー 訳:栗栖カイ 発売元:ブロンズ新社

ヴォーグで連載を持っていたイラストレーター、キャロル・モーリーは、
新聞やCDジャケットなどでも大活躍なので、知っている人も多いことと思います。
初めての絵本がコレで、1988年にイギリスで出版されて、
見事にマザー・グース賞を受賞しました!
日本では1993年に発売されています。

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都会と田舎、別々の場所に住む双子の王様が、お誕生日をそれぞれのお城に招いてお祝いします。
都会のいいところ、田舎のいいところを堪能して家に帰ると、お互いに贈り合ったプレゼントが届いています。
それがまた素敵なプレゼントなのです〜。
一度はあこがれる、双子の関係。次は双子に生まれてみたいなあと、思ってしまいます。
それにしても、細かい部分まで絵がかわいい!!
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2006年06月25日

『天使のパヴァーヌ』

豪華な3人が共同で作った絵本を紹介します。

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『天使のパヴァーヌ』
作:舟崎克彦 写真:沢渡朔 ペイント:宇野亜喜良
発売元:白泉社

これは、私が20歳のときに発売されました。
よく放課後に通ってた絵本ショップで見つけて、即買い!
この3人のコラボなら、きっと美しいだろうなあと。

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ある朝、片方の羽が不自由な天使が道路に横たわってて、
見つけた“僕”は、どうにかして天界に帰してあげようと頑張ります。
でも、羽を直すために「ほねつぎ」に連れて行ったりして、
怖がられちゃうんだけど。動物園で鳥達と交渉したり、
偏西風を巻き起こしてみたり……。
ラストは、なんか不思議な気分になります。
モノクロの写真にさりげないペイントが最高です!
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2006年05月25日

『またぶたのたね』

大好きな作家佐々木マキさんの本を紹介します。

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『またぶたのたね』
作・絵:佐々木マキ 発売元:絵本館

私が佐々木マキに出会ったのは、小学生の頃。
『ムッシュムニエルをしょうかいします』という絵本でした。
これが、なんとも不思議な世界で、またナンセンスなストーリーで、
一気に引き込まれてしまったのです。
曲線中心の絵も大好きなのです。
で、20年前に『ぶたのたね』という絵本を出しているのですが、
その続きが去年出版されました!

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ぶたよりも足が遅くて、ぶたを食べたことがないおおかみ。
いつもぶたにバカにされてばっかりで、泣きたくなってたところに、
きつね博士からあるタネをもらいます。
そのタネが成長して、おおかみの夢が叶いそうになったら……!
やっぱりラストはナンセンス。そして、なんか続きが気になっちゃう。
第三弾も出ることを切に願っております!
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2006年05月10日

『こんにちは おてがみです』

誰もが小さいころに読んだことがあると思うのが「こどものとも」シリーズです。
その人気作の主人公から、手紙が届く!
こんな贅沢な絵本があるんです。

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『こんにちは おてがみです』
発売元:福音館書店
ケースに入って、10人の主人公からお手紙が!

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それぞれオリジナルのこんな封筒に入ってます。

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参加している作家が、ものすごく豪華!
この中で使われている絵本の題名とともに紹介します。
「ぐりとぐら」 中川季枝子/山脇百合子
「あさえとちいさいいもうと」 筒井頼子/林明子
「だるまちゃん」 加古里子
「やまんばのむすめ まゆのおはなし」 富安陽子/降矢なな
「ばばばあちゃんのおはなし」 さとうわきこ
「おなべおなべにえたかな?」 こいでやすこ
「やっぱり おおかみ」 佐々木マキ
「たろう」 村山桂子/堀内誠一
「エンソくん きしゃにのる」 スズキコージ
「やなぎむらのおはなし」 カズコ・G・ストーン
そうそう、手紙を届けてくれるのは
「ゆうびんやさんのホネホネさん」 にしむらあつこ

いやあ、うれしいなあ。「やっぱりおおかみ」からの手紙が「け」の
一文字だったり、
「だるまちゃん」からの手紙がちょっと仕掛けがあったり。
手紙シリーズが大好きな私ですが、これは贅沢な1冊でした。
今年の2月に発売されて、今すでに5刷くらいいってるらしい。
大人気だな〜。
最終ページには「こどものとも村」がB4サイズで展開!
うれしくって、ぜんぜん分析してなくてすみません(汗
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2006年05月07日

『おがわのおとをきいていました』

大好きな絵本作家のひとり、スズキコージの近著を紹介します。

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『おがわのおとをきいていました』
作・絵:スズキコージ 発売元:学研

家の裏に小川が流れているという贅沢なところに住んでいる、
主人公の女のコ“はなめんちゃん”(←名前)
いつも、小川を飛び越えようとしているんだけど、失敗。
この日こそは飛び越えようと頑張ります。

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スズキコージは、奇抜な絵と色使いが大好きで、
ストーリーもシュールなものが多いんだけど、今回はかなり正統派。
と思ったら、学研の「お話絵本」シリーズという、
子供への読み聞かせを目的にしたシリーズの1冊だからみたいです。
小川の音を聞いていたくなる気持ち、最後にすごくよくわかります。

このシリーズは、いろいろな作家が描いているので、
また紹介しようと思います。
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2006年04月19日

『こねこのぴっち』

岩波の子どもの本の中でも、大好きな作品のひとつがこれです。

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『こねこのぴっち』
作・絵:ハンス・フィッシャー  訳:石井桃子
発売元:岩波書店

岩波の子どもの本は、引越ししたときにどこかへ行ってしまったのが多く、
ぴっちもなくなってしまったのですが、数年前に復刻版が出たのです!懐かしい絵本にまた会えるのって、うれしい〜。

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ぴっちは、5人兄妹の一番下で、ネコでいることに日々疑問を感じでいて、
いろいろな動物になりきるんだけど、中でも雄鶏の真似をしてるこのシーンがお気に入り。
基本的に、すごーく気まぐれなぴっち。
だけど、周りにすごく温かく育てられてて、こんな環境で育ちたいー!
と、大人の私は思ってしまいました。
それにしても、やっぱり大家族はいいなあ。
ニックネーム カオル at 00:00| Comment(2) | えほん